非構造化データマスキング+合成文書

データベースと同じルールで文書もマスキング、お客様の環境内で完結

PDF、スキャン画像、メールボックス、チャット、メモには、テーブルのマスキングでは届かない個人情報が含まれています。Synthesizedは、これらをテーブルと同じポリシーで扱います。個人情報を検出して一貫した値に置き換え、記録を残す。あるいは最初から合成文書として生成する。テスト用のコピーも、AIの学習データも、データルームも、端から端まで個人情報のない状態に保てます。

Synthesizedプラットフォーム上で稼働し、銀行、保険会社、ヘルスケア企業で本番運用されています。お客様のクラウド、オンプレミス、エアギャップ環境で動作します。

Synthesized / Claims UK / 実行履歴 / run-2026-10-03お客様のVPCで実行中イメージ図
ファイル
1,204 / 1,880
PDF・Office・メール・スキャン
処理済みの値
38,912
全11カテゴリ
人物
4,107
全ファイルで1人につき1つの置換値
レビュー待ち
14
信頼度の低い値
ポリシー
Claims-UK v3
請求テーブルと同じルール
ファイル
検出数
PDFclaim-note-88-1042.pdf14
EMLadjuster-reply-5521.eml9
TXTfnol-call-0193.txt22
スキャンrepair-quote-scan.png6
DOCXpolicy-schedule-77.docx11要確認
MSGbroker-thread-3310.msg…
ZIPclaim-photos-88-1042.zip–
claim-note-88-1042.pdf · 1/3ページ 14件の値を置換 · 残存0件
保険金請求メモ請求番号:88-1042
契約者
佐藤 健
生年月日
1981/04/02
住所
大阪府大阪市北区梅田9-7
電話番号
090-0000-0318

佐藤様より10月3日に電話があり、上階からの水漏れ被害の報告を受けました。返金先は末尾8830の口座。今後のご連絡はken.sato@example.netまでお送りください。

claim-note-88-1042.pdf · 1/3ページ 14件の値を検出
保険金請求メモ請求番号:88-1042
契約者
山田 花子
生年月日
1981/03/14
住所
神奈川県横浜市中区山下町22-1
電話番号
090-0000-0412

山田様より10月3日に電話があり、上階からの水漏れ被害の報告を受けました。返金先は末尾4417の口座。今後のご連絡はhanako.yamada@example.comまでお送りください。

ポリシー
Claims-UK v3
請求データベースと同じルール
氏名一貫して置換
生年月日±30日ずらす
住所置換
電話番号形式を維持
口座番号形式を維持
メールアドレス一貫して置換
請求番号保持
承認済み(データ保護部門、2026年9月12日)。すべての実行はエビデンスパックに記録されます。
基盤となるプラットフォームは本番運用中

文書の処理は、銀行、保険会社、ヘルスケア企業がすでにデータを託しているのと同じプラットフォーム上で動作します。

文書やテキストにも、以下の実績と同じポリシー、同じエンジン、同じ導入形態を使います。

銀行 · テストデータ80%テストデータ供給の時間を削減。CI/CD内でAPIを通じて規制に準拠したデータを生成。Deutsche Bank導入事例(英語)ヘルスケア · マスキング200億行以上数週間ではなく数時間でマスキング・サブセット化。手作業による設定は不要に。グローバルな大手HealthTech企業導入事例(英語)

Synthesizedプラットフォーム上でのデータベースおよび合成データの取り組みについて、公開済みの成果です。

チーム別に始める

3つのチーム、1つのプラットフォーム、1つのポリシー

テストデータ・SAPチーム
データベースのマスキングを、最後までやり切る
テスト環境のリフレッシュでは、テーブルのマスキングが及ばない文書やメモが今もそのままコピーされています。
AI・MLチーム
本物らしい文書を、実在の人物なしで
検索、ファインチューニング、文書AIには、本物らしく、かつすべてのエンジニアと共有できるデータが必要です。
プライバシー・法務・データチーム
共有・販売・開示を、証跡とともに
アーカイブや記録は、個人を特定できる情報を取り除いてから社外に出し、その方法を説明できます。

現在の対応範囲

現在マスキング・生成できるもの

提供方法は2通りです。提供中:現在の製品で、セルフサービスで利用可能。エンジニア主導:同じプラットフォーム上で、当社エンジニアがお客様の環境内で設定・実行します。

形式マスキング合成生成提供方法
PDF・DOCX・PPTX文書対応対応(テンプレートから生成)エンジニア主導
文書のZIPアーカイブ対応—エンジニア主導
スキャン文書対応(OCR処理後)—エンジニア主導
XMLエンジニア主導対応(XSDからスキーマに準拠したXMLを生成)エンジニア主導
添付ファイル付きメールボックス、Slackエクスポート対応(当社エンジニアが提供)エンジニア主導エンジニア主導
XLSX、CSV、HTML、プレーンテキスト、カレンダーファイル対応(当社エンジニアが提供)CSV:対応(ファイル間でキーの整合性を維持)エンジニア主導
画像内のテキスト(PNG、JPEG、文書に埋め込まれた画像)対応(OCRで読み取り、その場でマスキング)—エンジニア主導
データベースの自由記述フィールド、ライブチャットとチケット、通話記録、JSON・ログエンジニア主導エンジニア主導エンジニア主導
本番運用中

混在するアーカイブを1回の処理で匿名化。Slackエクスポート、添付ファイル付きメールボックス、スプレッドシート、Word・PowerPointファイル、テキストPDF・スキャンPDF、HTML、カレンダーファイル、画像をまとめて処理し、同一人物の表記ゆれもすべてのファイルで1つの置換値に揃えます。

並列処理
ファイルは個別に処理されるため、アーカイブが大きくなっても待ち時間は延びず、ワーカーを増やして対応します。
コードではなくポリシーで管理
変更はポリシーを編集するだけ。次回の実行から反映され、開発作業は不要です。

形式別

8種類の非構造化データと、それぞれに必要な対応

仕組み

検出し、処理し、見落としを確認する

1ファイルを指定PDF、DOCX、PPTXのバッチ、または中のファイル形式ごとにアダプターを備えたZIPアーカイブ。スキャンページは先にOCRにかけます。
2検出メールアドレスやカード番号など形式が決まっている値にはパターンを。前後の語句で意味が変わる値には文脈を。適した場面ではローカルモデルを使います。
3カテゴリごとに処理トークン化、合成値への置換、墨消し、保持をカテゴリごとに選択。連絡先には一貫したトークンが必要ですが、自由記述の余談は削除するだけで構いません。
4出力を確認ラベル付きサンプルと、検出されるべき値を照合します。不合格の文書は終了コードで検知されるため、パイプラインはそのまま出荷せずに停止します。

他の手段との比較

見つけるだけでなく、テストデータをつくるために

ファイル内で個人情報が見つかったとき、多くのチームは次の3つのいずれかに頼ります。いずれも対応できるのは一部だけです。

必要なことSynthesized非構造化データマスキング墨消しツールデータセキュリティスキャナー社内スクリプト
ファイルやテキスト内の個人情報を検出
パターン、文脈、ローカルモデルを使い、お客様のファイルのラベル付きサンプルで検証
多くは1ページずつ、人の目で確認
検出と報告が本来の目的
誰かが書いたパターンのみ
一貫した値に置換
1人につき1つの現実的な置換値を、実行内のすべてのファイルで使用
値を黒塗りするだけで、置換はしない
検出結果を報告するのみで、ファイルはそのまま
誰かが対応表を作成・維持する場合のみ
文書を使える状態に保つ
レイアウト、形式、データ間の関係を維持。パーサー、テスト、モデルもそのまま動作
黒塗りにより抽出、検索、テストが機能しなくなる
ファイルにはデータが残ったまま
形式やレイアウトが崩れやすい
お客様の環境内で実行
お客様のクラウド、オンプレミス、エアギャップ環境
製品による。ホステッド型やデスクトップ型が多い
製品により異なる
可能。ただし修正はすべて自社対応
実行ごとのエビデンス
検出内容、処理方法、確認内容を実行ごとに記録
文書ごとの墨消しログ
検出レポートのみで、処理の証明にはならない
誰かが記録し忘れなければ残る程度

対応 一部対応・条件付き 非対応特定の製品ではなく、カテゴリでの比較です。どのツールにも同じ5つの質問を投げかけてみてください。

実行環境

文書はお客様の環境内にとどまる

抽出、検出、再構成は、お客様が設定した場所で実行されます。ファイルを当社のクラウドに送る必要は一切ありません。

外に出る前にトークン化
Governorを使用する場合、変換テーブルがGovernorに届く前に、実際の値はトークンに置き換えられます。
トークンの対応表はお客様の手元に
トークンと実際の値の対応表は、お客様のアクセス管理と保持ポリシーのもとで、ローカルに保管されます。
確認できるレポート
バッチマニフェストには処理内容が記録されます。元の値を含む場合があるため、元ファイルと同様に保護されます。

一貫性

1人に1つの置換値を、実行内のすべてのファイルで

チケットに、システムに存在しない顧客名が書かれていると、テストは失敗します。そこで、1人につき1つの置換値を割り当て、実行内のすべての文書、メール、メモで同じ値を使います。

データベースの行提供中
customers.name: 山田 花子 鈴木 美咲
customers.email: m.suzuki@example.net
PDF明細書エンジニア主導
口座名義人:山田 花子 鈴木 美咲
バッチ内のすべてのファイルで同じ置換値
メールスレッドエンジニア主導
差出人:山田 花子 鈴木 美咲
「お世話になっております。末尾0000のカードの件で…」

ファイルをグループ化すれば、アーカイブ全体で置換値を共有できます。

規制業界のチームのために

セキュリティ・プライバシー担当者が確認すること

聞かれる前に、答えをご用意しています。

  • お客様の環境内で実行。オンプレミス、お客様のクラウド、エアギャップ環境に対応。文書が当社の環境に送られることはありません。
  • テーブルと文書に1つのポリシー。同じルールと一貫した置換値。レビューと承認は1回で済みます。
  • 実行ごとのエビデンス。ポリシーの対象範囲、処理した内容、すり抜けたものを記録し、そのまま監査に使えます。
  • カテゴリごとに選択可能。トークン化、合成値への置換、墨消し、保持から選べます。墨消ししたPDFは画像として再構成されるため、黒塗りの下にデータが残ることはありません。
  • 思い込みではなく、検証。出力はリリース前に再スキャンされ、ラベル付きサンプルと照合して採点されます。

無料リソース

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非構造化データに関するよくある質問

非構造化データのマスキングとは何ですか?

非構造化データのマスキングとは、文書、メール、チャット、通話記録、自由記述に含まれる個人情報や機密データを検出し、データベースと同じポリシーで一貫して置き換えることです。ファイルはテスト、AI、データ共有にそのまま使える状態に保たれます。列単位のマスキングと異なり、値はテキストのどこにでも現れるため、まず検出する必要があります。実際のファイルを一切使うべきでない場合は、Synthesizedが代わりに合成文書を生成します。

現在、Synthesizedはどのファイル形式に対応していますか?

スキャンを含むPDF・Word・PowerPointファイル、ZIPアーカイブ、添付ファイル付きメールボックス、Slackエクスポート、スプレッドシート、HTML、カレンダーファイル、画像内のテキストに対応しています。データベーステーブルのマスキングと合成CSVセットの生成は製品内でセルフサービスで利用でき、文書への対応は同じプラットフォーム上でエンジニア主導により提供します。

データが自社の環境外に出ることはありますか?

抽出、検出、再構成は、お客様が設定した処理環境で実行されます。Governorを使用する場合、変換テーブルがGovernorに届く前に実際の値はトークンに置き換えられ、トークンと値の対応表はローカルに保持されます。

同じ人物は、すべてのファイルで同じようにマスキングされますか?

1回の実行内であれば、はい。検出された値は、出現するすべての箇所で1つの置換値になります。ファイルをグループ化すれば、アーカイブ全体で置換値を共有することもできます。ニックネームや名前だけの言及については、ラベル付きサンプルでの確認をおすすめします。

墨消しツールやデータセキュリティスキャナーとは何が違いますか?

墨消しツールは値を黒塗りするため、文書がテストやAIに使えなくなります。データセキュリティスキャナーは個人情報を検出・報告しますが、ファイル自体は変更しません。Synthesizedはデータを検出し、データベースと同じポリシーで一貫性のある現実的な値に置き換え、文書を使える状態に保ちます。お客様の環境内で実行され、実行ごとに処理内容を記録します。

個人情報検出APIとは何が違いますか?

これらのツールは、送信されたテキストに含まれる個人情報を検出します。Synthesizedはテストデータのために設計されています。文書を使える状態に保ち、すでにマスキングしているデータベースと並行して扱い、合成文書を生成し、出力をラベル付きサンプルと照合します。検出ツールとテストデータプラットフォームを併用するチームも多くあります。

マスキングしたテキストをPDFから復元できますか?

できません。マスキングされた値は上から覆い隠すのではなく、ファイル自体で置き換えられます。出力は、テキストレイヤーを持たない画像ベースのPDFか、テキストレイヤーに置換値を持つ検索可能なPDFかを選択できます。

お客様の文書50件で、48時間で実証

対象は1種類の文書で、お客様の環境内で実施します。マスキング済みまたは合成の文書セット、エンティティレポート、結果報告を固定料金で提供。本導入に進む場合は、その料金を充当します。